五種混合ワクチン
2024年4月から接種可能になりました。
すでに四種混合とヒブワクチンを接種しているお子様は引き続きそちらで接種をお願いいたします。
五種混合ワクチンはジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ+ヒブ感染症を予防します。
ジフテリア…ジフテリア菌がヒトからヒトへの飛沫で喉に感染して呼吸困難となり最悪死に至る怖い感染症です。
百日咳…免疫のない乳幼児に感染すると8割くらいで発症し、2〜6週間ひどい咳が続き、重症化すると、重度の呼吸困難、肺炎、痙攣、脳炎を起こす怖い感染症です。
破傷風…土の中にいる破傷風菌が小さな傷口から入って感染をおこし、その毒素によって発症します。
感染して5日以降から口が開きにくくなる症状から始まり、進行して体の硬直、けいれんが見られます。
ポリオ…ヒトからヒトへ経口感染して、ほとんどは症状がでないか、軽いのどかぜや胃腸かぜ症状で済むのですが、感染者の1,000〜2,000人に1人に手足の麻痺が起こり、後遺症が残ります。
ヒブ感染症…
ヒブ菌を含む咳やくしゃみの飛沫感染で発症するヒブ髄膜炎等の重症感染症です。
感染してもほとんどは鼻の奥に定着するのみで症状はありませんが、
風邪をきっかけに抵抗力が低下したときや、抵抗力が弱い乳幼児に感染したときに発症し重症化します。
五種混合ワクチンは生後2ヶ月から接種できます。
1回目接種後、4~8週間ずつ間隔あけて3回まで接種し、3回目終了後、追加接種として6ヶ月以上あけて4回目の接種で終了になります。