胃腸炎
急な嘔吐、下痢、腹痛は心配かと思いますが、胃腸症状の多くは、ウイルス性胃腸炎が原因であり、
1-2日でほとんどが軽快に向かいます。
特効薬がなく、自宅安静が基本ですが、グッタリしているようなら発症1-2日でも受診していただくと良いでしょう。
ほかの病気が原因となっていないか院内迅速検査で確認をして、症状を緩和するための薬を処方します。
原因
胃腸炎の原因は、多くはウイルス性胃腸炎ですが、高熱が長引く、強い腹痛を伴う場合は、細菌性胃腸炎を疑います。
症状
吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱などの症状があります。
検査
症状と指先の採血で細菌性胃腸炎かどうかを判断します。細菌性胃腸炎の可能性がより高い場合は、便の培養検査をおこないます。
治療法
ウイルス性胃腸炎の場合は、ご自身の免疫力で治るので専用の薬はなく、症状を緩和する薬を処方します。細菌性胃腸炎が疑われる場合は、原因となる細菌を狙った抗生剤を処方します。