中耳炎
名前のとおり中耳に炎症がある状態です。
といっても、中耳というのがイメージがつきにくいです。
つばを飲み込んだときに鼻と耳をつなぐ通路が一瞬開き、鼻から耳へ空気が入ります。その空気が入っていく先が中耳です。
中耳の外側には鼓膜があり、鼓膜の外側が外耳になります。
つまり、風邪による鼻の炎症が通路を通って耳側まで行ってしまった状態が中耳炎です。
原因
鼻の炎症の延長が中耳炎なので、
鼻の炎症をおこすウイルス風邪、細菌性の風邪、アレルギーが原因で中耳に急性または慢性の炎症をおこします。
症状
主な症状は難聴なのですが、全く聞こえないわけではなく、耳を外から塞いで聞こえるくらいです。
小さいお子さんの場合は、難聴を訴えることはなく、中耳の炎症が強くなったときに夜を中心に急に機嫌が悪くなったりします。
風邪がきっかけなので、高熱や咳などの他の風邪症状を伴うことが多いです。
中耳の炎症が強いと鼓膜が破れ、その後は耳の痛みが引きます。
鼓膜が破れると心配と思われるかもしれませんが、中耳の炎症が落ち着けば鼓膜も再生します。
検査
鼓膜検査やティンパノメトリーを行い、中耳の急性または慢性の炎症を確認します。
治療法
耳の痛みに対しては解熱鎮痛剤を使います。
細菌性の中耳炎の疑いが強い場合は、原因菌を狙って抗生剤を処方します。