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茶あざ

茶あざの種類

茶あざは、一般的に「扁平母斑」とよばれるものが多いです。
生まれた時からある先天性の扁平母斑と思春期になってから発症する「遅発性扁平母斑」があり、稀にレックリングハウゼン病(神経線維腫症Ⅰ型)の症状の場合もあります。
 
 

扁平母斑

先天性の扁平母斑は悪性化することはありません。
治療方法は、当院ではピコ秒レーザーでの治療となります。
個人差はありますが、複数回治療をすることであざが薄くなり、目立たなくなります。
ただし、再発することも多く、0歳での治療効果率は50〜60%、成人では20%前後と下がるため、早期に治療を開始することをおすすめしております。

 
 

遅発性扁平母斑

肩など体幹部にできる茶あざで思春期になってから発症する発毛性の遅発性扁平母斑は「ベッカー母斑」ともよばれています。
先天性の扁平母斑と同様に悪性化することはありません。
この場合も当院では、ピコ秒レーザーでの治療となります。
個人差はありますが、複数回治療をすることであざが薄くなり、目立たなくなります。

 
 

レックリングハウゼン病

全身の様々なところに褐色の色素斑が見られたり、柔らかな小さな腫瘍が多発したり、巨大な腫瘍ができて大きくなる茶あざです。(神経線維腫症Ⅰ型)
約3千人に1人の割合で生じると言われていて、日本国内では約4万人罹患しているとされています。
遺伝性の場合もあり、両親のどちらかが罹患している場合、子供に遺伝する確率は50%です。
カフェオレのような色をしているため、別名で「カフェオレ斑」とよばれ、多くは生まれた時からあります。
丸みのある輪郭で、子供の場合は直径5mm以上、大人は15mm以上の色素斑が6個以上見られます。
皮膚の神経線維腫は手術で取ることができますが、悪性腫瘍を合併する割合がやや高く、早めに専門医の診察を受けていただくほうが安心です。