うつ病は子どもから大人までなる
大人がなるものと思われがちなうつ病ですが、実は小学生~高校生など、幅広い年齢層がなる可能性のある病気です。
不登校や、引きこもりの背景にはうつ病が潜んでいることもあり、
ほかにも、うつ病は発達障害の二次障害として現れることもあります。
(二次障害…発達障害の理解が周囲から得られず叱られる機会が多くなったり、本人の特性に合わない環境にいることで、自己肯定感が下がってしまい、うつ状態や反抗等の行動が増えることがあります)
1.どんな症状なの?
・何もしていないのに涙が出る
・食欲がでない
・よく眠れない/異常に寝すぎてしまう
・疲れやすい
・何事にも興味がでない、やる気がでない
・自分を責める言葉がたくさん頭に浮かんでくる
子どものうつの場合は、その他に怒りやすくなったりすることもあります。
2.きっかけ
様々な状況がきっかけとなります。
大人からみたら些細なことであることもありますが、子どもにとっては大きなストレスと感じることもあります。
・学年の変わり目などの環境の変化(楽しいこともストレスとなることがあります)
・学年が上がって勉強が難しい
・上手くいかないことが重なった
・いじめ
・お友達とのトラブル など
他にも、相手に気遣いをしすぎてしまう性格や真面目な性格のお子さんが何かのきっかけで限界状態となり、症状が現れることがあります。
3.治療
子どもの発達障害
- 発達障害
- 自閉症スペクトラム症
- ADHD
- 学習障害(LD)
- 知的障害