インフルエンザワクチン
インフルエンザは突然の高熱・頭痛・筋肉痛を伴い、乳幼児では中耳炎・肺炎・インフルエンザ脳症など重い合併症を引き起こすことがあります。
当院では生後6か月から毎年秋〜冬に接種をおすすめしています。
接種スケジュール
生後6か月〜12歳:2回接種(1回目→2〜4週間後に2回目) |
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13歳以上:1回接種 |
接種時期:毎年10〜12月が目安(流行前の完了が理想) |
副反応について
接種部位の腫れ・痛み:1〜3日で軽快 |
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発熱・倦怠感:翌日までに治まることがほとんど |
まれにアレルギー反応:気になる症状があればすぐご連絡ください |
家庭でできること
手洗い・うがい・マスクで飛沫予防 |
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室内換気と加湿(湿度 50〜60%) |
十分な睡眠とバランスの良い食事 |
よくある質問
Q. 2回接種は必ず必要?
A. 12歳以下は1回接種では免疫が不十分です。2回接種でしっかり効果を高めましょう。
Q. 妊娠中でも接種できますか?
A. 妊婦さんのインフルエンザ重症化を防ぐ効果があり、妊娠週数に関わらず接種可能です。
アイキッズクリニックからのメッセージ
インフルエンザはワクチン+日常の予防習慣で大きくリスクを減らせます。
毎年の接種でお子さんとご家族の健康を守りましょう。
【この記事の監修・執筆】
アイキッズクリニック
院長 会津 研二(小児科専門医)
新生児・発達・思春期の診療に長年携わり、
多くのお子さんの成長と自立を見守ってきました。
ご家庭や集団生活でも穏やかに過ごせるよう、
アドバイスや治療をご提案しています。