日本脳炎ワクチン
日本脳炎とは
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染した蚊(主にコガタアカイエカ)によって媒介される感染症です。
重症化すると高熱・意識障害・けいれん・後遺症を引き起こすことがあり、命にかかわるリスクもあります。
ウイルスに感染しても多くは無症状ですが、発症すると重症化することがあります。
発症者のうち約20〜40%が死亡、後遺症が残る人も多くいます。
特に小児が重症化しやすいため、予防接種が重要です。
当院では、3歳からの1期接種、9歳からの2期接種をサポートしています。
接種スケジュール
1期(3歳〜)
1回目:3歳になったら接種 |
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2回目:1回目の接種から1〜4週間後に接種 |
追加接種:2回目から概ね1年後(4歳頃)に接種 |
2期(9歳〜)
1回:9歳以上13歳未満の間に接種 |
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※地域により接種券の配布時期が異なりますので、詳細はクリニックまたは自治体からの案内をご確認ください。
よくある質問
Q. 何歳になったら受けるのがいいですか?
A. 3歳になったら1期を開始し、9歳になったら2期を忘れずに受けましょう。
Q. 接種しないとどうなりますか?
A. 日本脳炎のリスクが高まります。感染すると後遺症が残ることもあり、必ず接種することをおすすめします。
アイキッズクリニックからのメッセージ
日本脳炎はワクチンで防げる感染症です。
大切なお子さんを守るために、定期接種のタイミングを逃さず受けましょう。
スケジュール調整や接種のご相談も、どうぞお気軽にLINEからご連絡ください。
【この記事の監修・執筆】
アイキッズクリニック
院長 会津 研二(小児科専門医)
新生児・発達・思春期の診療に長年携わり、
多くのお子さんの成長と自立を見守ってきました。
ご家庭や集団生活でも穏やかに過ごせるよう、
アドバイスや治療をご提案しています。