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BCGワクチン

「BCGっていつ打つの?」「あとが残るって本当?」
BCGワクチンは、赤ちゃんが重症の結核にかからないようにする大切な予防接種です。接種時期・効果・接種後の注意点についてわかりやすく解説します。

BCGワクチンとは?

結核性髄膜炎や粟粒結核など、命に関わる重症結核を防ぐワクチンです
生ワクチンで、1回の接種で長期的な免疫が期待できます
上腕に9つの針痕が2列で残ることがあります(経皮接種法)

接種対象と時期

 

対象年齢:生後5か月〜8か月未満
標準的な接種時期:生後5〜7か月
公費対象:1歳未満なら無料で接種できます
1歳を過ぎた場合:自費(6,000円・税込)での接種が可能です

 

接種後の経過と注意点

接種2〜3週間後:発赤や小さな膿、かさぶたができます(自然な反応)
4〜6週間後:かさぶたになり、3か月ほどで傷あとが目立たなくなります
こすらず清潔に保つ(入浴は当日からOK)

このような時はご相談ください

 

接種後10日以内に赤く大きく腫れてきた(コッホ現象の可能性)
膿が長引く・リンパ節が大きく腫れている
接種後に38℃以上の発熱や機嫌の悪さが続く

 

他のワクチンとの間隔について

 

BCGは生ワクチンのため、他の生ワクチン(MR・水痘・おたふくなど)とは27日以上空けるのが原則です
不活化ワクチン(肺炎球菌、五種混合など)とは同時接種が可能です

当院での接種について

 

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【この記事の監修・執筆】
 
アイキッズクリニック
     院長 会津 研二(小児科専門医)
 
新生児・発達・思春期の診療に長年携わり、
多くのお子さんの成長と自立を見守ってきました。
ご家庭や集団生活でも穏やかに過ごせるよう、
アドバイスや治療をご提案しています。