帯状疱疹ワクチン
生ワクチンと不活化ワクチンの違い
費用・助成制度をご案内
帯状疱疹は免疫が低下したときに発症しやすく、高齢者や基礎疾患のある方では重症化することもあります。
当院では2種類のワクチンから選んで接種できます。
帯状疱疹とは?
帯状疱疹は、水ぼうそうウイルスが体内に潜伏し、加齢やストレス、免疫力低下をきっかけに再活性化して起こります。
神経に沿って痛みや水ぶくれが出現し、後遺症として神経痛が残ることがあります。
当院で扱う2種類のワクチン
① 生ワクチン
(乾燥弱毒生水痘ワクチン)
・1回接種で済む |
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・免疫力が低下していない方向け |
・自己負担額:税込 3,000円(豊田市助成適用後) |
・50歳以上の健康な方に推奨 |
② 不活化ワクチン
(シングリックス)
・2回接種(2か月間隔) |
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・免疫力が低下している方にも使用可 |
・効果が高く、持続期間も長い |
・自己負担額:1回あたり税込 6,000円(2回で合計 12,000円) ※豊田市助成適用後 |
・50歳以上、18歳以上のハイリスク患者にも適応 |
豊田市の定期接種制度
(令和6年度〜)
豊田市では、2024年度より帯状疱疹ワクチンに対する助成制度(定期接種)が始まりました。
対象者:50歳以上の市民 |
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助成額: 生ワクチン:1回あたり4,000円助成(自己負担3,000円) 不活化ワクチン(シングリックス):1回あたり16,000円助成(自己負担6,000円) |
助成回数:1人1回または2回分(シングリックスの場合) |
副反応について
生ワクチン:接種部位の腫れ・赤み・軽い発熱などがみられることがあります。
不活化ワクチン:注射部位の痛みや腫れ、発熱、倦怠感などが報告されています。
いずれも通常は数日以内に回復します。
当院での接種について
・完全予約制です(ワクチン確保のため) |
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・接種のご相談はLINEやお電話でも対応 |
・豊田市・みよし市在住の方ともに対象 |
よくある質問
Q. どちらのワクチンを選べばいいですか?
A. 持病がある方や免疫力が低下している方には不活化ワクチン(シングリックス)がおすすめです。
健康な方で1回接種を希望される場合は生ワクチンも選択肢です。
Q. 何歳から接種できますか?
A. 50歳以上が基本対象ですが、不活化ワクチンは18歳以上の高リスクの方にも対応可能です。
Q. 過去に帯状疱疹にかかったことがあっても接種できますか?
A. はい、再発予防のためにも接種が推奨されています。
【この記事の監修・執筆】
アイキッズクリニック
院長 会津 研二(小児科専門医)
ご自身やご家族の帯状疱疹予防をお考えの方へ、
最適なワクチン選択と補助制度の活用をお手伝いします。
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