五種混合ワクチン
2024年度より導入された五種混合ワクチン。
ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブを1本で予防できます。
当院ではお子さまに優しい接種環境を整えています。
五種混合ワクチンとは
これまで別々に接種していた四種混合（DPT-IPV）とヒブ（Hib）ワクチンが1本になった、新しい定期接種ワクチンです。
生後2か月から接種が始まります。
予防できる5つの病気
| ジフテリア：のどの腫れ・呼吸困難を引き起こす重篤な感染症 |
|---|
| 百日咳：長引く咳が特徴。乳児では無呼吸や脳障害のリスクも |
| 破傷風：傷口から菌が入り、筋肉のけいれんや呼吸障害を起こす |
| ポリオ：「小児まひ」とも呼ばれ、手足のまひを起こす可能性あり |
| ヒブ（Hib）感染症：髄膜炎や喉頭蓋炎を起こす重い細菌感染 |
接種スケジュール
標準的な接種スケジュールは次の通りです。
| 1回目：生後2か月 |
|---|
| 2回目：生後3か月 |
| 3回目：生後4か月 |
| 追加接種（4回目）：1歳〜1歳6か月 |
副反応と安全性
接種部位の腫れや赤み、軽度の発熱が見られることがあります。
これらは一時的なもので、数日以内におさまります。重篤な副反応はまれです。
同時接種について
五種混合ワクチンは、以下のワクチンと同時接種が可能です。
同時接種によって通院回数を減らし、感染症リスクを早期に防ぐことができます。スケジュールや組み合わせについてもお気軽にご相談ください。
アイキッズクリニックでの対応
- 小児科専門医が対応
- 土曜日の接種も対応
- ご兄弟での同時来院・同時接種も可能
- ご不明な点はLINEでの事前相談もOK
よくある質問
Q. 四種混合とヒブをすでに接種した場合はどうなりますか？
A. 接種状況によって異なります。途中から五種混合に切り替えることも可能ですので、医師にご相談ください。
Q. 接種後すぐお風呂に入れますか？
A. 発熱や体調に問題がなければ、当日のお風呂も問題ありません。
Q. 体調不良で接種が遅れました。どうすれば？
A. 遅れても再スケジュールが可能です。間隔を空けて再開できるのでご安心ください。
Q. 接種に必要な持ち物は？
A. 母子手帳、予診票、保険証・医療証をご持参ください。
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アイキッズクリニックからのメッセージ
生後2か月からの予防接種は、赤ちゃんの未来を守る第一歩です。
「どのワクチンをいつ受けたらいいの？」「同時接種が心配…」という場合も、ぜひお気軽にご相談ください。
【この記事の監修・執筆】
アイキッズクリニック
院長 会津 研二（小児科専門医）
新生児・発達・思春期の診療に長年携わり、
多くのお子さんの成長と自立を見守ってきました。
ご家庭や集団生活でも穏やかに過ごせるよう、
アドバイスや治療をご提案しています。
