・・・ TOP > 予防接種一覧 > 定期接種ワクチン > ロタウイルスワクチン ・・・

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスとは

乳幼児に多い感染性胃腸炎の原因ウイルスです。
主な症状は以下のとおりです。

突然の嘔吐
水様性の下痢
38℃以上の発熱

重症化すると脱水症状により点滴や入院が必要になる場合があります。
 
ロタワクチン接種により、重症化を防ぐことができます。

ロタワクチンの種類と
スケジュール

ロタウイルスワクチンは飲むタイプ(経口ワクチン)で、2種類あります。
 

ロタリックス(1価):2回接種(生後6週〜24週まで)
ロタテック(5価):3回接種(生後6週〜32週まで)

 
※当院ではロタリックス・ロタテック両方を取り扱い、ご家庭のスケジュールや希望に応じて選択いただけます。
 

副反応について

主な副反応は軽度で、以下のようなものがみられます。
 

一時的な下痢や嘔吐
軽い発熱

 
※ごく稀に、腸重積症(腸の一部が入り込む状態)が起こることがあり、接種後1週間程度は「血便」や「激しい腹痛」にご注意ください。

同時接種について

ロタウイルスワクチンは、以下のワクチンと同時接種が可能です。

 

同時接種によって通院回数を減らし、感染症リスクを早期に防ぐことができます。スケジュールや組み合わせについてもお気軽にご相談ください。

よくある質問

 
Q. 自然感染で免疫をつけたほうがいいのでは?

A. 自然感染は重症化や脱水リスクが高く、入院が必要になることも。ワクチン接種による予防が安全で確実です。
 

Q. 接種後すぐに吐いた場合は?

A. ほとんどの場合問題ありませんが、すぐに全量を吐いた場合は再接種が必要かご相談ください。

当院での接種について

 
ロタワクチンは生後2か月から接種スタートできます。
五種混合ワクチンやB型肝炎ワクチンとの同時接種も対応可能です。
接種スケジュールのこと、ワクチンの組み合わせなど、どんな小さな疑問でもお気軽にご相談ください。
 

ロタワクチンのWEB予約はこちら

LINEで相談する 

予防接種の一覧ページを見る

アイキッズクリニックからのメッセージ

 
はじめてのお子さんの予防接種、不安なことやわからないこともあるかと思います。
当院では、必要性や流れをわかりやすくご説明し、ご家庭のご希望に合わせたサポートを行っています。
「まずは相談だけ」という方も、どうぞお気軽にLINEからご連絡ください。


【この記事の監修・執筆】
 
アイキッズクリニック
     院長 会津 研二(小児科専門医)
 
新生児・発達・思春期の診療に長年携わり、
多くのお子さんの成長と自立を見守ってきました。
ご家庭や集団生活でも穏やかに過ごせるよう、
アドバイスや治療をご提案しています。