水痘(水ぼうそう)ワクチン
水痘(水ぼうそう)とは
水痘(水ぼうそう)は、発熱と全身に広がる発疹が特徴の感染力の非常に強い感染症です。
通常は自然に治りますが、重症化すると肺炎・脳炎・重い皮膚感染症を引き起こすことがあり、注意が必要です。
水ぼうそうの合併症について
水痘ウイルスは、以下のような重症合併症を引き起こすことがあります。
肺炎 |
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細菌性皮膚感染症 |
脳炎 |
※特に乳幼児では重症化リスクが高いため、ワクチンでの予防が重要です。
接種スケジュール
1回目:1歳の誕生日を迎えたらできるだけ早く接種 |
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2回目:初回から6か月以上あけて追加接種(1歳6か月〜2歳くらい) |
※2回接種することでより高い免疫効果が得られます。
よくある質問
Q. 水ぼうそうに自然感染した方が免疫が強いと聞きましたが?
A. 自然感染は重症化リスクがあり、ワクチン接種による予防が安全で確実です。
Q. 2回目は必ず受けないといけませんか?
A. 1回では免疫が十分でないことがあるため、2回目接種が推奨されています。
アイキッズクリニックからのメッセージ
水痘(水ぼうそう)も、早めの予防接種で重症化を防ぐことができます。
「どんなタイミングで接種すればいい?」「同時接種が不安…」など、どんな小さなことでもお気軽にLINEからご相談ください。
【この記事の監修・執筆】
アイキッズクリニック
院長 会津 研二(小児科専門医)
新生児・発達・思春期の診療に長年携わり、
多くのお子さんの成長と自立を見守ってきました。
ご家庭や集団生活でも穏やかに過ごせるよう、
アドバイスや治療をご提案しています。